​ ​ おたふくかぜ 今年は2010年以来の大きな流行が予想されます。
おたふくかぜ 今年は2010年以来の大きな流行が予想されます。
図.おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の流行曲線 2009年~2015年第51週(12/14~12/20)現在まで<br>監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
図.おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の流行曲線 2009年~2015年第51週(12/14~12/20)現在まで
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
 おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)は、両方またはどちらかの耳下腺の腫れを特徴とするウイルス感染症で、3~6歳の小児を中心に発症します。流行の周期は5~6年で、2016年は2010年以来の流行となることが予想されます。乳幼児や小児を育児中の方や接する機会のある方は、特に注意してください。

地域別情報

 2015年第51週の速報データによると、定点当たり報告数が最も多いのは佐賀県、次いで石川県、沖縄県、長崎県、宮崎県となっています。

症状

 2~3週間の潜伏期(平均18日前後)の後、両方またはどちらかの耳下腺が腫れます。

 主な症状は唾液腺(耳の下にある耳下腺のほか、舌の下にある舌下腺、顎の下にある顎下腺)の腫れ、圧迫した際の痛み、物を飲み込む際の痛みや発熱で、通常48時間以内に症状のピークがあり、1~2週間で症状が軽くなります。

 合併症としては発症者の約10%に髄膜炎がみられます。また、数100例に1例程度ですが、難聴を合併する場合もあります。

予防

 おたふくかぜを確実に長期的に予防するには、ワクチンの接種しかありません。接種後は概ね90%前後が有効なレベルの抗体価を得るといわれています。

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)について詳しく見る▼

監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
更新:2016/1/6

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