4月に注意してほしい感染症はロタウイルス感染症、おたふくかぜ、溶連菌感染症、咽頭結膜熱
2016年4月1日更新
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図.ロタウイルス感染症推定患者数 各シーズン別週別推移<br />監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
図.ロタウイルス感染症推定患者数 各シーズン別週別推移
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
2017年の4月に注意してほしい感染症についてはこちらから

 4月に注意してほしい感染症は、No1・ロタウイルス感染症、No2・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、No3・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)、No4・咽頭結膜熱です。では、これらの感染症を詳しく見ていきましょう。

ロタウイルス感染症

 4月に流行のピークとなり、入院する乳幼児が増加する可能性があります。

ロタウイルス感染症

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)

 2016年は6年ぶりの流行の年となり、4月から本格的に患者数が増加すると予想されます。

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)

 新学期になって患者数が増加してくると思われます。何度もかかることがあるので、注意が必要です。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)

咽頭結膜熱

 新学期になってこれから患者数が増加してくる感染症です。

咽頭結膜熱

監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
更新:2016/4/1

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