登園が可能かどうかの目安
【発熱の場合】
発熱の場合は
・朝から37.5度を超えた熱がある
・元気がなく、機嫌が悪い、食欲がない
・24時間以内に38度以上の熱が出ていた
などの症状がある時は、登園を控えるのが望ましいです。
・前日に38度を超える熱が出ていない
・朝は37.5度以下で元気があって機嫌がいい
・発熱に伴う発疹が出ていない
・咳や鼻水はあるけれども、悪くはなっていない
などの場合には、登園が可能です。
咳の場合は、
・夜、しばしば咳のために起きた
・連続した咳がある、呼吸をする時ゼイゼイという音を発する喘鳴(ぜんめい)や、呼吸困難がある
・元気がなく、機嫌が悪い、食欲がない
などの症状がある時は、登園を控えるのが望ましいです。
・前日に38度を超える熱が出ていなくて、
・呼吸をする時、喘鳴(ぜんめい)や、呼吸困難がない
・連続する咳がない
・機嫌がよく元気がある、食事も摂れている
などの場合には、登園が可能です。
下痢の場合は、
・24時間以内に2回以上水の様な便がある
・食事や水分を取ると下痢がある、1日に4回以上の下痢がある
・体温がいつもより高い
・朝、排尿がない
などの症状がある時は、登園を控えるのが望ましいです。
・24時間以内に2回以上の水の様な便がない
・食事、水分をとっても下痢がない
・尿がいつもどおり出ている
・発熱を伴わない
などの場合には、登園が可能です。
嘔吐の場合は、
・24時間以内に2回以上の嘔吐がある
・吐き気があり、いつもより体温が高い
・食欲がなく、水分も欲しがらない
などの症状がある時は、登園を控えるのが望ましいです。
・24時間以内に2回以上の嘔吐がない
・水分摂取が出来、食欲がある
・機嫌がよく元気、顔色も良い
・発熱がみられない
などの場合には、登園が可能です。
発疹の場合は、
・発熱とともに発疹がある
・口内炎で食事や水分が摂れない
・伝染性膿痂疹、いわゆるとびひにかかっていて
・患部を覆えない
・患部を搔いてしまう
・じくじくして他の子どもに感染のおそれがある
などの症状がある時は、登園を控えるのが望ましいです。
・医師の診察を受けて、感染のおそれがない、
全身の状態が良いと診断された場合には、登園が可能です。
医療監修:大阪府済生会中津病院 臨床教育部長 感染管理室長 安井良則氏
協力:国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室長 多屋 馨子氏
協力:田辺三菱製薬、制作協力:日テレアックスオン、製作著作:広島テレビ
更新:2018/2/26
協力:国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室長 多屋 馨子氏
協力:田辺三菱製薬、制作協力:日テレアックスオン、製作著作:広島テレビ
更新:2018/2/26