登園が可能かどうかの目安
【発熱の場合】
発熱の場合は
・朝から37.5度を超えた熱がある
・元気がなく、機嫌が悪い、食欲がない
・24時間以内に38度以上の熱が出ていた
などの症状がある時は、登園を控えるのが望ましいです。
・前日に38度を超える熱が出ていない
・朝は37.5度以下で元気があって機嫌がいい
・発熱に伴う発疹が出ていない
・咳や鼻水はあるけれども、悪くはなっていない
などの場合には、登園が可能です。
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咳の場合は、
・夜、しばしば咳のために起きた
・連続した咳がある、呼吸をする時ゼイゼイという音を発する喘鳴(ぜんめい)や、呼吸困難がある
・元気がなく、機嫌が悪い、食欲がない
などの症状がある時は、登園を控えるのが望ましいです。
・前日に38度を超える熱が出ていなくて、
・呼吸をする時、喘鳴(ぜんめい)や、呼吸困難がない
・連続する咳がない
・機嫌がよく元気がある、食事も摂れている
などの場合には、登園が可能です。
![](../images/article/MV00000054_02.jpg)
下痢の場合は、
・24時間以内に2回以上水の様な便がある
・食事や水分を取ると下痢がある、1日に4回以上の下痢がある
・体温がいつもより高い
・朝、排尿がない
などの症状がある時は、登園を控えるのが望ましいです。
・24時間以内に2回以上の水の様な便がない
・食事、水分をとっても下痢がない
・尿がいつもどおり出ている
・発熱を伴わない
などの場合には、登園が可能です。
![](../images/article/MV00000054_03.jpg)
嘔吐の場合は、
・24時間以内に2回以上の嘔吐がある
・吐き気があり、いつもより体温が高い
・食欲がなく、水分も欲しがらない
などの症状がある時は、登園を控えるのが望ましいです。
・24時間以内に2回以上の嘔吐がない
・水分摂取が出来、食欲がある
・機嫌がよく元気、顔色も良い
・発熱がみられない
などの場合には、登園が可能です。
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発疹の場合は、
・発熱とともに発疹がある
・口内炎で食事や水分が摂れない
・伝染性膿痂疹、いわゆるとびひにかかっていて
・患部を覆えない
・患部を搔いてしまう
・じくじくして他の子どもに感染のおそれがある
などの症状がある時は、登園を控えるのが望ましいです。
・医師の診察を受けて、感染のおそれがない、
全身の状態が良いと診断された場合には、登園が可能です。
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医療監修:大阪府済生会中津病院 臨床教育部長 感染管理室長 安井良則氏
協力:国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室長 多屋 馨子氏
協力:田辺三菱製薬、制作協力:日テレアックスオン、製作著作:広島テレビ
更新:2018/2/26
協力:国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室長 多屋 馨子氏
協力:田辺三菱製薬、制作協力:日テレアックスオン、製作著作:広島テレビ
更新:2018/2/26